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「領収書を下さい」は英語でどう言う!?これで完璧!海外でのタクシー乗りこなし術

海外出張や旅行先など見知らぬ土地で、タクシーはとても便利な存在。
でも、英語に自信がないとちょっと不安もありますよね。
タクシーに限らず、交通機関は国によって利用の方法が異なるため、戸惑うことも多いのではないでしょうか。
日本のタクシーではドアが自動で開くのは当たり前、さらにはわざわざドライバーが降りてきてドアを開けてくれるタクシー会社もありますが、海外のタクシーは日本ほどサービスがいいわけではありません。
ピシッとプレスされたシートカバーや丁寧な対応は、日本独特の文化と考えた方がいいでしょう。
それでも時間に制限がある旅行者にとってタクシーはありがたい交通手段。
そこで今回はタクシーをスムーズに使いこなすための必要な知識とフレーズをご紹介します!
行き先をドライバーに伝えるには?ホテル名や住所が分からなくても大丈夫!
これは覚えておきたい!道の説明に使えるフレーズ

(1)場所の名前が分かっている場合
(2)住所や特定の場所を伝える場合
・住所が分かっているとき
(1)と同様、"Could you take me to~?"に住所を入れるだけでOKです。
・住所が分からないとき
(3)場所の名前や住所が分からず道案内が必要な場合
学校では動詞の原形から始まるのは「命令文」と習った方が多いかもしれませんが、道の説明ではこの形をとることがほとんど。
関連記事:その「英語で道案内」フレーズは惜しい!ECCがあなたの英語力をプチ診断します
他にも乗車時に覚えておきたいフレーズをご紹介します。
チップや領収書はどうするの!?文化の違いを理解しよう!
慣れないチップをスマートに!

いよいよ目的地に着いたら精算ですが、日本と違うのはチップです。
タクシードライバーに渡す相場は国によって異なりますが10〜20%というところでしょうか。
厳密に計算する必要はありません。
例えばメーターに表示された額が17ドルなら20ドル札を渡して、"Keep the change."(お釣りはいりません)と伝えましょう。
金額が15ドルの場合は、"Give me back 2 dollars."(2ドルお釣りを下さい)となります。
こちらも、"Could you~?"(していただけますか?)と付けるとより丁寧になりますが、この形でも問題ありません。
また、タクシーに乗った際に必ずチェックしたいのがメーター。
作動させず、あとで法外な額を請求してくるドライバーもいるので、メーターが止まっていたら、"Turn on the meter, please."(メーターを動かしてください)と伝えましょう。
"meter"はメーターではなく、ミーター(míːṭɚ)と発音しますので注意してください。
そのとき、メーターを指さしながら伝えるとすぐに理解してもらえるでしょう。
「領収書」と「レシート」の違いって?
日本では経費の精算などにレシートとは別の「領収書」が必要になりますが、海外では領収書とレシートの区別がないことがほとんどで、日本のように領収書を別に手書きで発行してもらうことはあまりありません。
領収書もレシートも"receipt"(risíːt)です。
発音に気をつけてくださいね。
タクシーはもちろん、レストランなどで"Could I have a receipt?"と言えば、いわゆる普通のレシートがもらえ、それが領収書と同じ意味を持ちます。
トラブル発生!事前に防ぐコツと起こったあとの対処法
荷物を忘れた!まずは落ち着いてタクシー会社に連絡を

タクシーの中に荷物を忘れたら、まずは領収書に書いてある番号に電話をしましょう。
このとき、領収書に車番などの情報があればいいのですが、ない場合はいつどこから乗ってどこで降りたなど説明をする必要があります。
万が一のためにタクシーに乗るときは、車内にある車番などをメモしておくことをオススメします。
ピンチ!到着したら全然違う場所だった!
海外でタクシーに乗って、「どこか知らない場所に連れて行かれたらどうしよう」「観光客と思って遠回りされないかな?」と不安になったことはありませんか?
とはいえ、道があっているかどうかも分からないので、ドライバーを信じるのみなのですが、彼らに悪気はなくても聞き間違えや勘違いで違う場所に着いてしまうこともあります。
そんなときは気後れせずに"This is not the place"(ここではありません)と言いましょう!









