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旅行先での英会話。カフェで持ち帰りは何て言う?テイクアウトは通じる?

海外旅行中、カフェなどで自分の好きなドリンクをテイクアウトし、ゆっくりと街を見物しながら過ごすのも楽しみ方のひとつです。
テイクアウトの注文の仕方、注意したいルールや海外では通じない和製英語、使える英会話のフレーズをご紹介します。
海外のカフェの特徴やルール
海外のカフェのいろいろなスタイル
海外旅行中、カフェでブレイクタイムを過ごすのも楽しみのひとつです。
海外カフェのチェーン店は日本にもたくさんあります。
日本のセルフサービスのカフェでは、テーブルを先に自分でキープしてから飲み物をオーダーし代金を支払うことが多いです。
オーダーのときにテイクアウトを告げれば、手提げの紙袋などに飲み物やフードを入れてもらえます。
イートインなら飲み物やフードをテーブルまで自分で運び、店を出るときはゴミを捨て、食器を返却口に置くのがルールです。
海外のカフェでは、テイクアウトは日本と同じですが、店内で飲食する場合、食べ終わった後の食器はテーブルに置いたままのところが多く、店員か片付け専門の従業員が片付けをしてくれます。
なお、海外は日本ほど治安が良くないので、席取りやお手洗いの際に荷物を置いたまま席を離れないように注意しましょう。
海外のカフェの店内で飲食する際のマナーや注意点

温かい飲み物を両手で包みこみ、「フーフー」と息を吹き掛けて冷まして飲む姿は日本ではよく見かけます。
しかし、これは海外ではマナー違反です。
スープや、パスタなどの麺類をすすらずに静かに食べることがマナーの欧米などでは、フーフーと音を立てて熱い飲み物や食べ物を冷ますのは品位に欠ける振る舞いと見なされますので、冷めるのをゆっくり待ちましょう。
フランスやイタリアなどのカフェでは、飲む場所によってメニューの値段が変わる場合があります。
カウンターでスタンディングの場合は、席に着いて飲む場合より安く設定されていて、カウンター、店内の席、テラス席の順で料金が高く設定されています。
欧米では、レストランやカフェではテーブルごとに担当する店員が決まっているのが特徴です。
オーダーを取ったりメニューを運んだり、追加の注文、会計などもすべて担当の店員が対応してくれます。
チップは必要?払い方はどうする?
セルフサービスの店ではチップは不要です。
支払いをするときに飲み物を受け取り、調理が必要なフードは後から店員に運んでもらうといった店でも基本的にチップは不要です。
チップが必要なのは、フルサービスの店です。
カフェでもオーダーを取り、注文の品をテーブルまで運んでくれる店やカフェではチップは必要です。
日本人が一番困るのは、チップの払い方でしょう。
タイミングや金額など、お店に入るたびに迷ってしまいます。
チップの払い方は、現金の場合は店員に手渡したりテーブルに置いたりする方法があります。
カードで支払う場合は、チップの額を自分でレシートに記入してカードで一緒に払う方法があります。
また飲食代金はカードで支払い、チップは現金でテーブルに置いてもかまいません。
お店によっては、会計の金額にチップが含まれている場合があります。
チップは英語で"Tip"、"Service Charge"、"Gratuity"と言いますが、アメリカでは主に"Gratuity"が使われています。
チップが含まれている場合は、レシートに"Gratuity Included"と記載されているので、チップを払う必要はありません。
含まれていない場合の”Gratuity NOT Included”という表記もよく見られますので、注意しましょう。
チップを払うときは、カフェなどカジュアルな店では合計金額の10~15%が目安となっています。
レストランの場合は15%~20%が目安です。
海外のカフェで持ち帰りは何て言う?英会話フレーズ集
一般的な表現ではないテイクアウトを"to go"で表現
セルフサービスのカフェに入ったときに役立つ英会話のフレーズを、テイクアウトでの注文の流れとともにご紹介します。
テイクアウトができるかどうか確認するときは
注文を待ってほしいときは
注文が決まれば
オススメを聞きたい場合は
コーヒーの注文はサイズ・種類・オプションの順で
セルフサービスの店では、コーヒーやミルクの種類にバリエーションがあります。
いくつかご紹介しますので、オーダーをカスタマイズしてみましょう。
サイズ
・small/short:小サイズ
・medium/regular/tall:中サイズ
・large/grande:大サイズ
・extra large/venti:特大サイズ
コーヒーの種類
・brewed/drip coffee :コーヒーメーカーで入れたコーヒー
・espresso:エスプレッソマシンで抽出したコーヒー
・latte:エスプレッソにスチームミルクを加えたもの
・cappuccino:ラテと同じですが、ラテよりも泡の割合が多いもの
・Americano:エスプレッソにお湯を注いだもの
・café mocha/caffè mocha:エスプレッソにスチームミルクとチョコレートシロップを加えたもの
・cafe au lait:コーヒーにスチームミルクを加えたもの
エスプレッソショットの種類
・single/double:ダブルはシングルの2倍の量で味の濃度は同じ
・short/long:ロングは抽出時間が長く薄めの味
実際に注文するときは下記のように表現してみましょう。
エスプレッソであれば
ミルクの種類
・whole milk/regular:全乳
・low-fat milk:低脂肪乳
・skim milk/non-fat milk:無脂肪乳
・soy milk:豆乳
・almond milk:アーモンドミルク
・half and half:ミルクとクリームを合わせたもの、ミルクよりコクがありクリームより低カロリー
・heavy whipping cream:生クリーム
その他のカフェで目にする単語
・skinny:低カロリー
・sugar-free:無糖
・decaf:カフェイン無し
・extra shot:エスプレッソショットの追加
・flavor shot:甘いシロップの追加
・whipped cream:ホイップクリーム
自分好みのコーヒーを注文するときは
「ホット」や「アイス」は通じない?気を付けたい和製英語
日本語のカタカナメニューは、海外旅行では通じない
日本で温かいコーヒーをオーダーするとき「ホットください」と言っても通じます。
しかし、海外旅行先で"Hot, please."と言っても通じませんので注意してください。
海外ではたいていの場合、コーヒーを注文したときは温かいコーヒーが出てきます。
オーダーをするときは、コーヒーの種類とサイズ、ミルクの種類、砂糖の有無などの他、テイクアウトかイートインかを伝えるようにしましょう。
また、日本のカフェで通じる和製英語の多くは、海外では通じないことがありますので注意しましょう。
間違えやすい和製英語 英語で何て言うの?

「ホット」以外にも海外では通じない和製英語をご紹介します。
・アイスコーヒー:iced coffee
「コーヒー」ではなく「コーフィー(kɔ'ːfi)」と伝えましょう。
・ミルクティー/レモンティー:tea with milk/tea with lemon
英語で注文するときは、「紅茶と一緒にミルク/レモンを」と伝えましょう。
・ココア:hot chocolate/iced chocolate
温かいココアを飲みたい場合はコーヒーを頼む場合と違って"hot"を付けましょう。
・サイダー:soda pop
・パン:bread
・アイス:ice cream
・プリン:creme caramel/custard pudding
・シュークリーム:cream puff









